一圓克彦オフィシャルサイト - 「エンイチ」こと一圓克彦(いちえんかつひこ)です

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No.570 「同情買い」は絶対ダメ。

営業・販売

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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長野から糸魚川(新潟)、
講演した後、再び長野へ。

11時、
長野のホテルを出発。

重い荷物は部屋に置きっぱなし、
身軽な移動、最高。

11時25分、
長野駅から「はくたか」に乗車。

ボーっとする事35分、
12時04分、糸魚川駅に到着。

初めて降ります。
北陸新幹線の糸魚川駅。

いいですねぇ、一発で気に入りました。
糸魚川。

日本海口という出口を出ると、
「ヒスイロード」という商店街があり、
その先には日本海。

なんとも言えない風景です。

しばし散策した後、
えちごトキめき鉄道に乗って3駅15分。

本日の目的地「能生(のう)」に到着。

14時から90分、
しっかり講演させていただき

地元の海洋高校の校長先生と色々と
お話しさせて頂いた後、

能生を出発。

来た道を長野に戻るのでした。

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■<2> 「同情買い」は絶対ダメ。
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糸魚川産の銘品

「最後の一滴」

という魚醤があります。

最後の一滴取り扱い 能水商店
http://www.nousui-shop.com/item/

鮭を使った魚醤なのですが、
テレビ等でも多数取り上げられており、
糸魚川市能生を代表する一品です。

で、この

「最後の一滴」という魚醤、
商品開発・製造販売をおこなっているのが

新潟県立海洋高校の生徒

なんですよ。
ビックリですね。

私も戴きましたが、
味は勿論の事、
パッケージ等もプロの仕事そのもの。

やっぱりですね、

「モノを作って売る」

というのは、ここまでやらなきゃ。
と思うんですよね。

ちなみに、
この商品の販促を研究するため、
海洋高校の校長先生は

昨日の私のセミナー

にご参加下さいました。
(学生さんのカリキュラムの参考として)

高校生が作ったんだから。
という事で、チープなパッケージじゃダメ。
なんですよ。

テーブルに並べて
売れるのを待ってるんじゃダメ。
なんですよ。

プロじゃないんだし。
本業じゃあるまいし。

なんて言い訳して、
チープなパッケージや、
チープなマーケティング。

これはね、甘えですよ。甘え。
こんな気持ちで取り組んじゃイカンのです。

学生であろうが、
主婦であろうが、
仲間内でのイベントであろうが、

世に商品を出して、
買ってもらう。

ためには、

プロとしての自覚意識、姿勢を持たなきゃ。

あらぁ、学生さんが作ったのね。
まぁ、ご近所の主婦の方の作品ね。

なんて購買は

単なる「同情買い」ですからね。
長続きしません。

世に商品を出す時の「覚悟」

改めて感じることが出来ました。

新潟県立海洋高校、スゴイ。

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■<3> 編集後記
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今日はコンサルティングのため、
仙台にやってきました。

実施は明日なので、今日は特に予定なし(笑)

ということで、
今日はホテルにこもって

アレコレ考え系の業務に
取り組むこととします。多分(笑)