一圓克彦オフィシャルサイト - 「エンイチ」こと一圓克彦(いちえんかつひこ)です

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No.609 「ベクトル」の向きは、すぐバレる。

コミュニケーション

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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大島から大阪へ。

雨音で目覚める朝。
風も結構強い。

船はちゃんと出るかな?と
ホームページを確認すると
「天候調査中」との事。

まぁ、明日の予定は特に無いし、
結構なら大島にもう1泊できてラッキー

くらいの感じですが(笑)

予定通り船は出るとの事で、
身支度をして10時に出発。

東京行きジェットフォイルの発着は
大島にある「元町港」と「岡田港」
<どちらか>当日にわかります。

雨の日は「岡田港」になるのだとか。

宿は「元町港」の近くだったため、
主催者さまに(お休みにもかかわらず)
お迎えに来ていただき、

岡田港まで送っていただきまして。

11時発のジェットフォイルで
いざ東京竹芝へ。

3連休初日という事で、
来る船も行く船も満席。

13時過ぎ、
竹芝旅客ターミナルに到着。

そのまま浜松町からモノレールに乗り換え。
羽田空港へ。

15時の便で関西空港に向け出発。
海の船と空の船の乗り継ぎ。

16時過ぎ、関西空港に到着。
事務所に向かおうかと思ったのですが、

満席の船と満席の飛行機で
少しお疲れ、、、

という事で、
まっすぐ実家に向かいまして(笑)

のんびり過ごすのでした。

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■<2> 「ベクトル」の向きは、すぐバレる。
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昨日宿泊したホテル、
朝9時ごろお部屋の電話が鳴りました。

「今日は岡田港からの出稿となりますが、
 お車の手配は大丈夫ですか?」

と。

お迎えに来ていただく事になっていたので、

「あ、大丈夫です。有難うございます」

と電話を切りました。
そして、

いやぁ、嬉しいなぁ。
って思ったんですよね。

これって、
ベクトルが「私」に向いてるワケですから。

単に10時にチェックアウトするお客さん。
という認識ではなく、

チェックアウトした後、
船で出発するお客さん。

という認識があるから、

「港までの交通手段大丈夫かな?」

と思って頂けたワケですよ。

この「ベクトル」がどっちに向いているか。
本当に大切です。

多々あるんですよ、
ベクトルが「自分」に向いている事。

例えばホテルで言うなら

『起こさないで下さい』

ってタグをドアに掛けているのに、
10時ごろ部屋に電話があり

「お掃除どうしましょう?」

なんて聞かれたり(笑)

一見、
「お客様ベクトル」のようですが、

掃除のシフトを確定してしまいたい

という「自分ベクトル」が透けて見えます。

だって、
「起こさないで下さい」
って言ってるんですから。

その他、
あらゆるビジネスシーンにおいても

丁寧な言葉を使って
「お客様のために」
なんて装ったアプローチをしても、

お客さんはすぐ気づきますよ。

それ、アナタの都合でしょ?

って。

気をつけたいモノです。

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■<3> 編集後記
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本日は大阪でひたすらデスクワーク。

そろそろ気晴らしに、、、
飲みにでも行く相手を探そうかと(笑)

3連休のど真ん中、
誰かいるかな?