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No.635 場の空気を作る「お風呂のお湯」理論。

講師業

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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新宿から前橋(群馬)、
講演終了後は大阪に移動。

11時、
新宿のホテルをチェックアウト。

1日分の着替えを
手持ちのバックに詰め込み、

あとの荷物は札幌の自宅へ。

週末、帰りますんでね。

身軽になった後、
東京駅に向かい、
新幹線で高崎へ。

高崎で途中下車してランチした後、
両毛線で15分。

前橋に到着。

タクシーで10分、
本日の会場入り。

エクステリアメーカー様の総会
にて登壇の機会を頂きました。

15時30分から90分。

皆様のビジネスに、
もっともっとリピーターを!

終了後はすぐに会場を飛び出し、
17時22分の両毛線に乗車。

再び高崎乗り換えで東京へ。

いつもの
「特製幕内御膳」をゲットして、
のぞみに乗り換え。

新大阪へ。

22時過ぎ、新大阪の事務所に
荷物を置いて、ホテルにチェックイン。

大移動、とまではいきませんね。
中移動、な1日。

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■<2> 場の空気を作る「お風呂のお湯」理論。
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昨日登壇させて頂いたのは、
メーカー様のお客様総会。

つまり、

「私の講演」

がメインではなく

「総会」

がメインです。

という事は当然、
ん?今日って講演なんてあったんだ。

ってか、誰だコイツ?
なんて雰囲気になって当然。
(まぁ、ちょっと大げさですが)

そんな中登壇して、最後に
「聞いてよかった」
と思ってもらうためには

場の空気作り。
ってのが必須。

よく、(私も含め)
「講演は導入が大切ですよ」
なんて言いますが

これはあくまで

「講師の講演をメイン」
に集まってもらった場での事。

そうじゃない(上述のような)場合、
更なる「場の空気づくり」をする
必要があるんですよね。

一回の「導入」じゃ
空気は温まりませんから。絶対。

そこで今日お伝えするのは

「お風呂のお湯」理論。

自分の「失敗談」をふんだんに
話してくださいね。

という手法。

湯船に水が張ってある状態
これが、登壇直後の会場の様子。

ここに洗面器を浮かべます。
この洗面器ってのが講師です。

洗面器をグーッと水に沈めていくと
(=失敗談を話していくと)

表面の水がダーッと洗面器に流入します。
(=一定数の人が興味を持ってくれます)

その洗面器の中の水を、
(=興味を持ってくれた一部の人)

せっせと熱します。
(=感嘆や共感、感動のコンテンツを伝えます)

そのお湯を、
まだ水だらけの浴槽に戻すと

全体がモワーっとぬるま湯になります。

(=空気感が伝播します)

再び、洗面器をぬるま湯に浮かべ、
ググーッと沈めていきます。

(=自分の失敗談を語ります)

すると、再び表面の水が
ダーッと洗面器の中に入って来ます。

この水を温めて浴槽にリリースします。

これを繰り返すうちに、
浴槽全体が温まってきますよ。

というイメージ。

自主開催セミナーや、
自分の講演を聞くために来てくれた講演会

ってのは、

最初からお湯の蛇口をひねって
浴槽にお湯をためている状態。

この状態の時は、
(もともと温まっているので)
ここまでする必要ないんです。

でも、
自分の講演がメインじゃない場合

ってのは、
ここまでして空気を作る必要があるんですよ。

なんてお話でした。

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■<3> 編集後記
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今日は朝イチのバスに乗り込み、
兵庫県加東市にて講演会でした。

久々の朝講演。

先ほど事務所に戻ってきましたが、
今からコンサルティング、
そして、夕方の便で札幌に帰ります。

なんでも、札幌、、、
雪が降ったみたい。。。

コート無しで大丈夫だろうか。。。