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No.647 新婦のスピーチが「しらける」事件。

マーケティング

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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終日、山口市。

終日、対談動画の撮影。
今年の夏に仕掛けるプロジェクト、
その告知&コンテンツ動画です。

今回は

「コンテンツ提供者」

ではなく、プロデューサーとして
このプロジェクトを仕切ります。
(なんてお仕事もやってますw)

動画のシナリオや構成はもちろん、
Webサイトまわりから、
紙媒体や、全体の運営まで。

トータルでのプロデュース。

その一環として、
昨日は「撮影」がありまして。

クライアントの社長と
あーでもない、こーでもない
なんて言いながら、

夕方、無事撮影が終了。

いったんホテルに戻って、
別プロジェクトの打合せをして、

20時、再びクライアントと合流。

「山口の夜は長い」

かと思いきや、、、

日中の撮影で
「出しきった」のか、
23時前に体力の限界(笑)

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■<2> 新婦のスピーチが「しらける」事件。
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昨日は
「対談形式」
での動画撮影でした。

私がインタビュアーになり、
クライアント社長のメッセージを引き出す。

それを多くの方に見てもらい、
共感&賛同し、仲間になってもらいたい。

そんな狙いの動画です。

このような
「メッセージ」
を伝える動画の場合、

絶対に
何があっても、

私は「撮り直し」をしません。

噛もうが
トチろうが
空白の10秒間ができようが(笑)

一切撮り直しをせず、
そのまま続行します。

「あ、ごめんなさい。
 ちょっとやり直していいですか?」

って言われても、

「いやいや、大丈夫です」

ってそのまま続行します。

だって、

撮り直しをすると、
「熱量」が下がるんですよ。

つまり、
「メッセージ」が薄くなる。
届かなくなる。

これ、致命的なんですよ。

例えばですよ、

結婚式最後の山場(?)
新婦のスピーチ。

両親に向けて感謝の手紙を読むわけです。

「お父さん、お母さん、、、(グスン)
 今まで育ててくれて、、、(グスン)
 本当に有難うございました(グスン)

 私は本当に手のかかる娘でしたね、、、(グスン)
 大学生時代、、、(グスン)
 酔っ払って夜中に帰ってきたとき、、(グスン)」

こんな感じでスピーチが進み、
会場からも啜り泣く声が聞こえ、
いい感じ。

で、ここで新婦が言葉を詰まらせ
会場からは
「頑張れ!」
なんて声が聞こえてきます。

さて、ココでですよ。

新婦がお水を飲みに行き、
冷静さを取り戻して

先ほどより流暢に
再び最初から手紙を読み始めたら

会場の雰囲気はどうなりますか?

なんて話。

動画撮影に限らず、

スピーチやプレゼンでも同様。

もっといえば、
文章だって同じです。

「メッセージ」を伝えたい時は
やり直し厳禁です。

 

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■<3> 編集後記
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さて、今日から5月10日まで、
札幌に閉じこもろうかと思います。

溜まりに溜まった

あんな事やこんな事。
一気にヤッツケたいと思います。