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No.816 「誰でも講師になれる!」は、本当か。

講師業

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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名古屋から伊那市(長野)へ
講演を終え、新宿。

前夜の深夜酒もなんのその、

朝9時、
名古屋のホテルをチェックアウト。

名鉄バスセンターから
高速バスに乗り込み、3時間の旅。

長野県伊那市へ。

伊那市駅前でバスを降り、
JR飯田線で2駅

沢渡(さわんど)駅が会場最寄り。

14時から90分間、
南信地域の女性部の皆様向け
講演会です。

南信地域のビジネスに
もっともっとリピーターを!

終了後は
再び伊那市駅まで戻り(7分)、

16時25分発の高速バスに乗車。
今度は新宿南口(バスタ新宿)へ。

3時間20分の高速バスの旅。

高速バスで始まり、
高速バスで終わる。

名古屋→長野→東京、
そんな旅の1日でした。

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■<2>「誰でも講師になれる!」は、本当か。
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昨日は
長野県商工会連合会 南信支部
女性部の皆様向けの

講演会に登壇させて頂きました。

講演時間は90分。

という事で、会場には

長野県飯田市や伊那市エリアの
商工会女性会員の皆様
50名ほどにお集まり頂いておりました。

一方

一昨日は、愛知県蒲郡市にて

東三河広域経済連合会に所属する

蒲郡、豊橋、豊川地域の
経営者の皆様

に向けて180分
お話しさせて頂きました。

どちらも講演タイトルは

「0円で8割をリピーターにする集客術」

どちらも

・スライド投影なし
・レジュメは1枚
(10行程度・両日同じもの)

マイク1本と
ホワイトボード1枚

です。

60分の講演会であろうが、
まるまる2日間のセミナーであろうが

全く同じ。

いや、アレですよ。

別に
「すげーだろ」

なんて言いたいわけじゃ無く

講師として
「あたりまえ」の事なんですよ。

そこまでやらなきゃ
ダメなんですよ。このお仕事。

講師ってのは

貴重な時間や費用を使って
聞きに来てくださった受講者に

・自らの知見を伝え
・気付きを促し
・行動を起こしてもらって

よりよく生きていただく

ってのが仕事なワケですから。

借り物の知識を寄せ集めた
「スライド」や「テキスト」を
解説する人間

じゃあダメなんですよね。

自分の中にしっかり染み込んだ
血肉と化した知識や経験を

目の前の人にフィットさせて
言葉で伝える

これがお仕事。

誰でも講師になれる!

よく聞く言葉です。
異論はありません。

でも

誰でも<簡単に>講師になれる!

という事は<絶対に>ありません。
絶対に、です。

スライドやテキストなど一切使わず
自らの領域に関する事を

3時間でも10時間でも
喋り続けられる

・血肉と化した知識と経験
・目の前の受講者にフィットさせる
 ための伝達手法
・集中力を途切れさせない話法

これを身につけた人が講師であり
「話す」事で報酬をいただける職業。

だと私は考えています。

誰でも講師になれる!

じゃなく

誰でも<3年間死に物狂いでやれば>
講師になれる!

ですね。
(私の経験上)

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■<3> 編集後記
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今日はこれから

・Podcast収録(2本)
・企業さま社内報の取材
・昭島市にて講演会

でございます。

当然ながら
全て手ぶらで出かけてまいります(笑)