一圓克彦オフィシャルサイト - 「エンイチ」こと一圓克彦(いちえんかつひこ)です

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No.905 「聞く耳」を作る。

講師業

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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【移動】
仙台から山形へ。
講演会&懇親会のあと、
最終の新幹線で東京に移動。

【昨日の移動距離】537km

【2017年移動距離】4,234km

午前中、仙台のホテルにて
ディレクターの柴田さんと
Skypeを繋ぎながら

Podcastの収録。

正午、チェックアウト。

仙台→福島→山形と
新幹線を乗り継いで山形入り。

ホテルのラウンジで
チョコチョコっと仕事した後、

今年最初の講演会場入り。

17時から120分の講演会。
山形のビジネスに、
もっともっとリピーターを!!!

終了後、
少しだけ懇親会にお邪魔させて頂き

20時43分
最終の新幹線「つばさ」で
東京へ。

24時過ぎ、
新宿のホテルにチェックイン。

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■<2>「聞く耳」を作る。
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ご参加頂いた方はお分かりのように

私の講演・セミナーでは

スライドは一切使いません。

レジュメも、
ご希望があれば

極々簡単な(1枚モノの)
箇条書き10行程度のモノを
ご用意するダケ。です。

自由度が奪われますからね、
これらツールがあると。

講師の仕事ってのは

(自分で勝手に作った)コンテンツを
(自分で勝手に作った)段取りで
(自分で勝手に作った)イメージどおり

話す。

じゃないんです。

解決したい問題や
共有したい認識等

あるテーマが存在して
その一助となるコンテンツをお伝えし

それが触媒となって
受講者の皆さんの変容を促す。

ってのが存在意義なワケです。

という事で、

話し始めて10分、

んー、まだどうも
会場の空気が硬いな

と思ったら

20分でも30分でも
「聞く耳」を持って頂けるまで

ツカミのコンテンツを
放り込み続けたりするワケです。

結果、
時間の都合で削らざるを得ない
コンテンツも出てきますが

それはそれでOK。

聞く耳が出来上がっていない状態で
5つのコンテンツを放り込むより

聞く耳を丁寧に作ってから
3つのコンテンツを放り込んだ方が

主催者さん、受講者さんの
反応が良いのはモチロン、

その後の変容にも
大きな差が出るわけですよ。

聞く耳が出来上がっていない状態に
5つのコンテンツを放り込む

ってのは

聞く耳「0」×コンテンツ「5」
=0

聞く耳をしっかり作ってから
3つのコンテンツを放り込む

ってのは

聞く耳「1」×コンテンツ「3」
=3

こんな感じですかね。

コンテンツの質や量よりも

「聞く耳」という母数

これが大切なんです。

だから
我々講師は当然として、
営業や販売、プレゼンにおいても

「聞く耳」を作ること

これに全力投球すべきであり、
最重要事項に位置づけなきゃ。です。

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■<3> 編集後記
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山梨県笛吹市での講演会、
先ほど終了しました。

2年連続お声がけ頂き、
感謝感激。

さて、今から札幌に戻ります。