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No.1094 うどんを売るな!○○を貸し出せ!

リピーター作り

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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【移動】
札幌から京都。

【昨日の移動距離】1,458km

【2017年移動距離】87,332km

朝8時、
出張荷物のパッキング中、

シャツをクリーニングに
出しっぱなしだと気付きまして。

慌てて
クリーニング店に向かう作業から
1日がスタート。

で、10時過ぎ、自宅を出発。
新千歳空港へ。

連休明けというコトで、
空港の手荷物カウンターは長蛇の列。

皆さん、
ちゃんと飛行機に間に合うのか、、、
ちょっと心配。

12時10分の便(12時40分に遅延)で
関西空港へ。

関空から特急「はるか」で
1時間20分。

京都のホテルにチェックイン。

メルマガを配信した後、
講演会場のキャンパスプラザ京都へ。

いつも大変お世話になっている

スモールサン
http://www.smallsun.jp/

京都ゼミでの講演会。
18時30分よりスタート!

90分講演させて頂いた後、
お楽しみ懇親会。

京野菜を楽しんだ後、
ホテルのバーで2次会。

いやぁ、楽しい。

皆様のビジネスに
もっともっとリピーターを!

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■<2> うどんを売るな!○○を貸し出せ!
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いやぁ、
懇親会ってのは学びの宝庫です。
まったくもって。

昨日も
「とある製麺所」さんのお話を伺い

くーっ!とシビレましたね。

京都のとある製麺所さん。

50年以上前、
自社の「麺」を販売するために
とった施策。

それは

うどん屋台の貸出

だったそうです。

自分で商売したい!という人向けに
うどん屋台一式を貸し出し、

うどん屋台のノウハウを
惜しみなく教えて回ったそう。

その屋台で使ううどんは
当然、この製麺所さんのもの。

しっかりとしたノウハウで
経営する屋台が繁盛し、
今度はお店を持つ人が増えてきます。

当然、そのお店で使ううどんは
この製麺所さんのモノ。

こうやって、
この製麺所さんは

どんどん業績を拡大し、
安定的に売上をキープしている。と。

いやぁ、シビれます。

うどんを売るな!
屋台を貸し出せ!

です。

で、さらに。

この製麺所さんは

割り箸屋さん
食器屋さん
酒屋さん

とも
しっかりパートナーシップをとり

屋台が繁盛したら
自社のうどんが出るだけでなく、

割り箸も出る
食器も必要になる
お酒もどんどん売れていく

さらに
屋台からお店に変わったら

継続的な取引が生まれ続ける。

という仕組み、
つまり、誰も損をしない仕組みで

今まで安定的に
収益を上げてこられた。

ビジネスモデルおたくの私、

こういう話を聞くと
鳥肌が立ちます(笑)

うどんを売るな!
屋台を貸し出せ!

そして、
関連企業をしっかりと巻き込め!

継続的、安定的に
取引拡大をしていく

素晴らしい手法ですね。

さぁ、アナタは

誰を巻き込んで、
何を貸し出しますか?

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■<3> 編集後記
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いやぁ、伝統の街、京都。

懇親会では
実に興味深いお話しを
沢山聞く事ができました。

例えば、観光都市ならではの悩み。

観光客が増えて、
観光収入も増えるけれども、、、
実は、、、

なんて。

やっぱり、その土地土地の皆様と
お酒を酌み交わしながら
ざっくばらんにお話しをする。

これって無形資産の形成だなぁ。