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No.1203 視察・調査の流儀。

マーケティング

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■<1> 昨日の一圓克彦。
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【移動】
終日、苫小牧。

【昨日の移動距離】11km

【2017年移動距離】147,190km

日中は
苫小牧のホテルでのんびり休養。

ゴロゴロしながら
読書タイム。

午後より、
このたびコンサルティングの
ご契約を頂きましたクライアント社長と

視察ツアー。

苫小牧市内のお店を
グルグルとハシゴ。

いやぁ、K社長
色々と刺激になりました。
有り難うございます♪

吐く息が真っ白になった苫小牧の夜

2日連続で深酒(気味)で
ホテルに戻るのでした。

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■<2> 視察・調査の流儀。
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コンサルティング業務の一環として
現地の視察や調査、

俗に言う「フィールドワーク」ってのを
おこなう事があります。

お店を視察させて頂いたり、
企業訪問させて頂いたり。

まぁ、目的は殆ど

「自分の目で見て、耳で聞いて」

そのお店や企業の事を感じる。

これに尽きるワケですが、
皆さん、どんなイメージを持たれるでしょう?

チェックシートを持って出かけ、
その項目のチェックを行う。

店長やスタッフの方にヒアリングをして
情報を収集する。

こんなイメージの方、
多いんじゃないでしょうかね。

でもね、
こんな事やっても

何の約にも立たないんですよ。ほんと。

物静かで積極的な接客もない。

そんな
スタッフの方と程よい距離感が好きで
一人で来られるお客様が多いお店。

ようは、放っておいてくれるお店。
そんなお店があったとします。

ここにチェックシートを持って行って

「元気よく笑顔で接客しているか」

なんて項目があったらどうします?

とか

いきなり外部の人間がやって来て、
スタッフさんを呼び出し

「最近、抱えている課題ありますか?」

って聞いて

「いやぁ、店長がマジでムカつくんです」

って誰が答えますか?

バカバカしいですが、
本当にこんな事があるんですよ。

似非フィールドワークの世界には。

だから、
フィールドワーク
(視察や調査)ってのは

こんな形式張ったやり方じゃダメ。

一番良い方法ってのは

「実際にお客さんとして行く」

以上。

先ずは
お客さんとしての視点、
お客さんとしての気持ち、
お客さんとしての立場。

つまり、
「完全なるお客さん」
として行くんですよ。そこに。

で、そこで感じたことや得た情報を
後でプロの視点を使って分析するんです。

最初からプロとして
情報って取りに行っちゃダメ。

って事ですよ。

コンサルタントとしての
視察や調査だけじゃなく

社内研修等で

視察だから。
調査だから。

って、形式張ってちゃ
何も得られないですよ。

繰り返しになりますが

視察や調査ってのは
「完全なるお客さん」の立場で

楽しんでこそ。です。

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■<3> 編集後記
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本日、苫小牧から札幌に帰還。

で、明日また出張に出かけます。。。
も少しだけ札幌でのんびりしたかったな。。。