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No.178 <非日常>は<日常>だから。

マーケティング

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 昨日のエンイチ。
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新潟から佐渡へ。

って、佐渡も新潟なんですが。

14時に新潟のホテルをチェックアウトし、
佐渡汽船のターミナルへ。新潟駅前から
タクシーで1,000円くらい。


ターミナルで遅めのランチ。

新潟名物にして大好物の

「タレカツ丼」をば。いやぁ、んまい。
アタシの中での King of KATSUDON!


お腹いっぱいになったトコロで、14時55分
発のジェットフォイルに乗り込む。

前回はフェリーで2時間ちょいの旅でしたが
今回はジェットフォイルで65分の旅。


初めて乗りましたよ。ジェットフォイル。

水中翼船です。ジェットです。って意味
わかんないですね(笑)

水面から1.5メートルくらい船体が浮き上
がって移動します。ボーイング社開発です。

ダッシュです。

水面を滑るように時速80キロ程で。

ですから、全然揺れません。快適快適。

16時、佐渡両津港に到着。

両津商工会さま商業・サービス部会さまで
の講演。半年ぶり2度目。


会場の旅館「花月」さんに取り急ぎ。

先ずはチェックイン。で、のんびり寛いで
から18時講演スタート。

20時に講演終了後、同旅館の宴会場で

懇親会。

待ってました!(笑)


懇親会終了後は、近所の飲み屋さんへ。
スナック的な。

有志の皆さま、半年ぶりの再会。なんだか
昔からのお友達のようで、、、心から楽し
めました(笑)


2次会終了後は、青年部の皆さまと近所の
居酒屋さん。

何故か名物の

「グリーンカレー」

を食べ、顎から汗がしたたる、、、

そんな〆。


両津の夜は爆笑とともに更けて行くのでした


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<非日常>は<日常>だから。
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昨晩の懇親会、前回にもまして盛り上がり
ました。あはは。

お酒を飲みながら、観光地としての佐渡を
もっと盛り上げるには?のような話になり
まして。

人は何故「佐渡島」に来るのでしょう?

ってのを皆さんでワイワイ。


「手付かずの自然や高山植物だ!」

いや

「佐渡といえば魚でしょ!」

うーん

「金山のイメージ持ってる人も多いよ」


等々、色々な意見が飛び出しました。

でも、そこでとある方がボソッと。


「でもさぁ、せっかく島まで来てるんだから
 って、アチコチ案内したりスケジュールを
 ガッチリ組んだら逆効果じゃない?」

と。


そこから話の流れはガラリと変わって


「だよなぁ。刺身やら魚にしたってさぁ、
 綺麗に盛りつけて『さぁどうぞ』っての
 は、都会でも食べられるワケだし」


「そうだそうだ。とったばかりの魚を無造作
 に積み上げて、好きなのとって焼いて食べ
 てください。みたいな方がいいんじゃない
 か?いつも俺たちがやってるみたいに」

なんて事になりました。

はい、これが重要。


観光客は「非日常」を体験しに来るんだ。
だから、頑張って「非日常」を経験しても
らおう!


って意気込む観光地が多いのですが、

この「非日常」っての。


これはそこに暮らす人の「日常」なんです。

で、その自分たちの「日常」が「非日常」
になる事に気付いていない場合が多い。


頑張って「非日常」を演出しようとする余り
作られた観光地になってしまう事が多々。

勿体無い。


まぁ、講演やりたい人や本を出したい人にも
アドバイスする事なのですが


自分が当たり前と思っている事に価値がある
(可能性がある)


という目を持ちましょう。って事。

まぁ、これは難しいんですけどね。自分が
何を「当たり前」と思っているか、っての
自分ではなかなか見つけられませんから。


だから、私のような第三者が必要なワケで。

って営業になりました(笑)


皆さんの「当たり前」を意識してみましょ。