年明け早々や、
4月の年度始め
顧問先やクライアントの
「事業計画立案」をお手伝い
させて頂く事が多くなります。
昨日訪問した顧問先もそうでしたね。
事業計画というと、
売上が幾ら
利益が幾ら
そのためには人や設備がどうの
なんて
イメージを持つ人が多いのですが
その計画を立てる以前に、
もっと重要な計画があるって
ご存知ですか?
その計画ってのは、
中長期ビジョンの中で、
今年は「どんな位置づけ」の1年か。
コレを把握(計画)する
って事です。
ちなみに、
昨日訪問した顧問先では
2017年は
地ならしと、武器を作る&研ぐ
そんな1年に位置づけました。
ようは
2018年、
打って出るために
2017年の1年を使って
戦う土壌と、戦う武器を
しっかりと作り上げていこう。
って位置づけ。
このような
中長期で見たときの
「今年(事業年度)の位置づけ」
これをしっかり把握しておかないと
目先の売上を追いかけるダケの
残念な計画になってしまいます。
なぜ残念かと言いますとね、
目先の利益を追いかけ続けた先に
目指すゴールは無い。
から。
例えば私(一圓)の今までで言えば
今年は社内システム整備の年。
そう割り切って、
売上目標を下方修正、
設備投資をドカンと上積み。
当然利益もダウン。
でも、その翌年から
システムがキッチリ回りだして
一気に200億円規模の売上を達成。
とか
今年は採算度外視で
講演の仕事だけをやりまくる!
そう決めて
(全ての業務を犠牲にしながら)
年間260本以上の講演。
コンサルティングや制作
その他お仕事は一切できずに
売上&利益は激減。
でも、その実績が武器になり
その翌年からは高利益率の
講師ビジネスが展開可能に。
なんて具合。
飛躍の前には、
からなず「準備」に費やす時期が
必要なんですよ。
だから、
(売上はもちろん大切ですが)
目先の売上を捨ててでも
取り組むべき事ってのが
あるワケです。
目先の売上を追いかけ続けていたら
こんな事、できませんよね。
これが
中長期で見たときの
「今年の位置づけ」ってヤツです。
さぁ、今日から仕事始め
って人も多いハズです。
売上だ!利益だ!
の前に是非
今年の「位置づけ」っての
把握してみてくださいね。