前回のタネの会(海外)は
2月に訪れたマニラ。
国民平均年齢が20代という
若いパワー爆発の活気を感じました。
で、今回はシンガポール。
ASEANの先端を走る国家、
こちらも驚きの連続でした。はい。
まず、何に驚いたかというと
「物価」ですね。
飲食店でビール1杯が15Sドル程度。
1Sドル=85円で計算すると
1,275円。
ここに、サービス料10%と
消費税7%が加算されますから
ビール1杯=1,500円程度。
地元の人で賑わう
屋台村的な「ホーカー」では
5Sドル位で食べられますがね、
レストランは軒並み
1品20Sドル前後。
別に高級レストランじゃなくても
ビール飲んで、ご飯食べたら
一人100Sドルくらいでしたね。
(諸々込で10,000円程度)
オーチャード地区で
ハイブランドのカバンや香水を見ても
日本で買った方が安い。
昔は
海外(特にアジア)に出かけたら
安いからブランド物を買う
なんて風習がありましたが
今や、逆転。
日本で買ったほうが安い。
なんだか、
軽く衝撃をうけました。
うーん、、、
考えさせられますね。
デフレ社会の恐ろしさ。
ちょいと危機感を覚えました。
シンガポールで1杯1,500円のビール。
日本では
980円で飲み放題!
とかやってるワケですよ。
おいおい、大丈夫か?と。
政治の力、
事業者や消費者の意識で
なんとかせんとアカンな、、、と。
まぁ、日本には日本の良さもあり
全て右にならえにする必要はありませんが
ビール飲み放題が980円
これに疑問を持つって事
すっかり忘れてますよね。日常で。
だから
相対的比較と時系列比較をするため
海外視察ってのは必要不可欠ですよ。
閉じた場所での
「なれきった日常」ほど
恐ろしいものはありません。
私達は
「人と比べるな」
「自分の道を追求せよ」
と教えられて育っていますが
相対的に比較して
見えてくる「自分」ってのも
絶対にありますから。
「人と比べちゃ駄目」
なんてのを
鵜呑みにしちゃイカンな。
なんて改めて思った次第。
先ずは自分が出来る事。
講演やコンサルティングを通じて
「高品質&最安値」至上主義で
凝り固まった頭を
「高品質&適正価格」に
戻していただくための活動。
更にパワーアップしてまいります。