昨日は、愛知県春日井市にある

「高蔵寺ニュータウン」開発に携わる皆様、

特に商業施設の皆様に向けた講演会でした。

 

記念すべき40周年の総会にて

特別講演として登壇させて頂き、

そのあとのパーティにも参加させて頂きました。

 

 

ニュータウン開発に携わる皆様

という事で

 

市長や警察消防の所長、

商工団体の会長や理事の皆様等、

錚々たるメンバーのパーティ。

 

 

普段あまりお目にかかれない方々と

ビールを片手に雑談。

とても有り難い機会です。

 

 

そんな中、

ある方と交わした会話で

「ナルホド」と感じたことがありましたので

シェアさせていただきますね。

 

 

ある方、というのは

商店街連合会の会長さま。

 

今は息子さんにご商売をバトンタッチ

されているようなのですが、

息子さんに口を酸っぱくして

いつも言っていた事。

 

 

それは

 

「現状維持のための借り入れはするな。
チャレンジのための借り入れをしろ」

 

「借り入れがなければ現状維持できない
のであれば、それは撤退のタイミング」

 

ズシーンときました。はい。

 

 

私は「資金繰り」のコンサルタントでは

ありませんから、

あまり「借り入れ」の是非等について

考察したり言及する事はないのですが、

 

このお話しはすっと腑に落ちましたね。

 

 

ようは、借り入れ云々ではなく

「撤退のタイミング」

これをしっかりと理解した上で

事業を取り仕切っているか。

 

という事なんです。

 

 

これって忘れがちですが、

本当に大切な事なんですよ。

 

 

(私も含め)経営者というのは、

いかにお客様を増やすか
いかに利益を増やすか

ばかりを考えてしまうのですが、

 

 

どのタイミングで撤退するか

 

 

これをしっかり持っておかないと、

せっかく積み上げた利益がパーになる

 

どころか

 

次のチャレンジもできなくなる

いわば「八方塞がり」

なりかねませんからね。

 

 

さぁ、アナタのビジネス。

どのタイミングで撤退するか

明確な指標をお持ちでしょうか?

 

 

音声版6分ブログ「ろくえんだま」


2016/05/27

経営

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