九州から3日かけて
フェリーで帰札致しました。
いやぁ、のんびり移動。最高です。

自宅に戻る行程とはいえ
飛行機なら数時間。
フェリーを乗り継ぐと3日間。

すごい差だw

 

まぁ、船で帰ってくると
ボーッと考え事出来る時間が取れるのと
YouTubeの動画に出来ますのでね

1粒で2度美味しい的な感じ。

 

という事で
フェリー閑散期は帰札の手段として
長距離カーフェリーを利用することが
めっきり増えました。はい。

 

で、その模様を動画にして
YouTubeにアップしますとね

たくさんの方にご視聴頂き
これまたたくさんのコメントを
頂戴します。

 

そのほとんどが
応援メッセージ等の有り難いモノですが
(本当に有難うございます)

中には辛辣なコメントも。

 

中でも比較的多いのが
立地や運行についてのコメント。

 

「夜出発して、早朝に到着するなんて
 使いにくい!」

「フェリーターミナルまで遠くて不便」

等々(笑)

 

まぁ、仰る事はわかります。

 

新潟から小樽にフェリーで向かうと
朝5時前に到着しますし

小樽から舞鶴に向かうと
到着後、公共交通機関は皆無。

くぅ。

 

しかーし。

長距離カーフェリーの
一番のお客様って誰だろ?
って考えると納得なんですよね。

 

言わずもがな

長距離カーフェリーの
最重要顧客は

「貨物ならびに貨物運搬トラック」

なんですよ。

 

陸路で運ばれた貨物を
夜間、フェリーで移送して

翌朝、到着港で待ち構えている
トラックやトレーラーで更に移送。

 

トラックの場合は

日中は陸路を走り
夜間フェリーに乗り込んで
休息を取っている間にズンズン移動。

早朝、ターミナルに到着して
さぁ再び陸路の運転スタート。

 

このお客様が
フェリーの売上を支える最重要顧客。

 

なので

そのお客様に適した仕様になるのが
当たり前っちゃ当たり前なんですよね。

 

 

仮に

観光客のニーズにバッチリ合わせた
運行ダイヤや船内設備にしたら、、、

 

上記のお客様が離れてしまい
あっという間に経営が成り立たなくなり

航路廃止もしくは
料金が数倍に跳ね上がるって事に
なるでしょうね。おそらく。

(なので、貨物を載せない客船は
お値段ン十万しますよね)

 

何を言いたいか。

 

お客様の声ってのは
非常に非常に大切な情報源ですが

それを全て掬い取ろうとして
アナタの最重要顧客を逃しちゃ
本末転倒ですよ。

という事です。

 

お客様の声や、世の中の流行りに応じ

アナタの最重要顧客に
不利益が生じない改善や追加

→ どんどんやりましょう

 

アナタの最重要顧客に
少しでも不利益が生じてしまう変更

→ 止めておきましょう

(改善という名の改悪になっちまいます)

 

こんな意思決定の軸。

きっちり持っておきたいモノです。

 

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2023/04/19

経営ビジネスモデルリピーター・ファンづくり

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