先日、クライアントから
「値付けの方法で迷っています」
と相談がありました。
この方は、
コンサルタント業を営む方ですが
「知識」を商品としたビジネスは
直接的な「仕入れ」が発生しないため
(間接的にはビックリする額の
仕入れが発生してますけどね)
「値付け」に困る人が
多いんですよね。
さぁ、アナタなら
どんな基準で値段を決めますか?
じゃあ、まず
私がですね、
「やっちゃダメ!」とお伝えしている
値付けの方法をお伝えしますね。
【値付けのやっちゃダメ!】
・同業他社(者)にあわせる
・自らの時給で換算する
この2つはタブーです。
前者は価格の根拠が曖昧になるので
セールスする際、説得力に欠けます。
(=成約しません)
後者は提供する知識の「価値」
ではなく、
提供する「時間」に意識が向く
(=結果が出ないコンサルティング)
(=次のお仕事につながらない)
なんて事になるからです。
じゃあ、どうやって「価格」を
設定すれば良いのか。
私はですね、
頂いた金額の10倍
相手の利益を増加させる
これを物差しにして
サービスの価格を決定します。
直接的な利益だけじゃなく
・回り道防止(時間短縮)
・永続的に使える仕組みや道具
なんてのも含め試算。
で、逆算して
サービスの「価格」を決定します。
少なくともこの規模の、
この業種だったら
1億円の利益向上が見込める。
そう確信できれば、
1,000万円を堂々と提示出来ますよね。
これが、
知的産業従事者の
「価格決定」方法、基本のキ。
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