ご存知の通り「タネの会」というのは、経営者が知見を広げるためのコミュニティ。という事で、メンバーは皆さん経営者。しかもジャンルもバラバラ。という事で、各々お仕事があったりするワケです、渡航中も。
ですから朝から一緒に集団行動、って動き方はしません。基本的に集合するのはご飯の時間くらいかな。視察なんかも、基本的に来たい人は来て、そうじゃない人は別行動。って感じです。
というワケで、この日も集合は13時30分。（遅めの）ランチタイムからスタート。
ランチで向かったのは、ベトナム料理の代名詞「フォー」のチェーン店を展開している「フォー24」のサイゴン店。
メインストリート、ドンコイ通り沿いにあります。
店内に入ると、壁にドーンとメニュー（英語表記）が
フォーのファストフード店ですね。
注文したのは、牛肉フォー（フォー・ボー）と生春巻のセット。お値段7万9千ドン（＝約400円）。これに甘いライムジュース1万9千ドン（＝約200円）をセットにして。街なかのフォー屋さんより、ちょっと高い感じですかね。それでも、フォー単品（ラージサイズ）で5万9千ドン（＝約300円）なので、とてもリーズナブル。
店内はこんな感じで清潔。入り口を入った所で注文して、番号札をもらい、席について3分後くらいには出てきます。
やってきたフォーに、お好みで別皿提供される
野菜（パクチー・もやし等）を入れたり、ライムを絞って食べます。また机の上にはチリ的な調味料が置いてあるので、お好みで辛さの調整も可。私は、この調味料を入れすぎて、口の中が痛くなるくらいの辛さになってしまいました（笑）
野菜たっぷりの生春巻。ソースは味噌っぽい感じでしたね。
そんなこんなでお腹いっぱいになり、ちょっと腹ごなしに散歩を。フォー24があるサイゴン（ホーチミン）のメイン通り、ドンコイ通りと並走しているもう1本のメイン通り、グエンフエ通りへ。
形容するなら「ドカーン！」です。この通り（笑）
サイゴン川からホーチミン像がある
人民委員会庁舎まで、約800m。この「ドカーン！」「ズドーン！」という通りが一直線に伸びております。道路脇には金融機関やカフェ、雑貨屋さんや電気屋さん等の店が立ち並んでおり、この広い通りは時にイベント会場にもなるとの事。
現在、ベトナムでは地下鉄の建設が進んでおり、2020年には開通予定とのこと。工事現場に日本の国旗があるって、なんだか嬉しいですねぇ。ほんと。
ホーチミン像の前で記念撮影をした後、
地下鉄工事の現場横をスルスルと歩くこと300ｍ。この通り（？）はアート関係のお店が多かったですねぇ。絵画を売る店、筆を売る店、家具を売る店、雑貨を売る店等がずらっと並んでいます。
で、到着したのがホーチミン最大の市場「ベンタイン市場」。東京ドームくらいの広さ、平屋の館内には所狭しとお店が並んでいます。並んでいるというより、詰め込まれているといった方が正しいかも。
館内には
雑貨や布製品を売る区画があったり
お茶やお菓子を売る区画があったり
フルーツを売る区画があったり
フードコート的な区画があったり
まぁ、迷路のように入り組んだ場内はとにかく広い。んでもって店の数がハンパない。お土産とか買うには良いかもですね。ココ。
ただ、人混みを苦手としている私は10分でギブアップ（笑）市場をあとにしました。
で、しばらくブラブラして、サイゴン川を見に行こう。という事に。しかし、サイゴン川を見に行くまでには、ちょっとした試練が待ち受けています。
おわかりでしょうか。この通りを渡らねばならんのですが、実は、信号がありません（横断歩道はうっすら見えていますが）。そうです。この交通量の「信号のない横断歩道」を渡らねば川を見に行けないんです。
昨日、ガイドさんが言ってました。
「車やバイクは止まってくれないけれども、避けてくれるから大丈夫」と（笑）
その言葉を信じて、勇気ある1歩を踏み出すと、あら不思議。バイクも車もうまく我々を避けて行ってくれます。最初の1歩は、かなり根性の要るものでしたが、慣れたら案外簡単かも。
（この模様は後日、動画でアップします。お楽しみに）
そんな散歩を終え、暑さでバテてきたのでちょっと休憩。
ドンコイ通りに面したカフェのテラス席で、水分補給（笑）
で、15時過ぎ、一旦解散。
私は部屋に戻って、昨日のブログを更新。大作のブログ、書くのに2時間かかっちまいました。ちくしょう、ちょっと昼寝しようと思ってたのに、できなかったよ。。。
19時、再び集合して晩ごはんタイム。ベトナム料理はひとしきり食べたので「海外で提供される日本食ってどうよ」視察。で、向かったのは
はい、「しゃもじ」さんです。なかなか味のあるネーミング。やるな、お主。
店内は木造調。カウンターの中には焼台があり、串焼きやら魚やらを焼いております。お客さんが入ってくるたびに、入り口にある太鼓をドンドン叩いて威勢よく「いらっしゃいませー」と唱和するイベント（？）や、店内を真っ暗にして焼台で炎を起こし、まぐろのタタキを作るショーなど、おっと驚く演出が多数。
私達は中二階のテーブルへ。
カンパチとサーモンのお造り。厚切りで普通に美味しかった。
ウニとイクラのグラタン。酒のつまみにはピッタリ。
その他、鮭のハラス焼きや、軟骨の唐揚げ、焼餃子等、日本の居酒屋でもよく見かけるメニューをオーダーし、ところどころ「おや？」と思うこともありましたが、総じて美味しい。今回は注文しませんでしたが、焼き鳥やおでん等もありましたので、日本食が恋しくなったらココ、良いかもしれませんね。
そんなこんなで、ホーチミン最後の夜は更けていくのでした。
