昨日は
サッポロビール道北支社さま主催の
講演会に登壇させて頂きました。
という事で、
受講者の皆様は、主に旭川を中心とした
飲食店の皆様。
私も飲食店を経営しておりましたので、
得意な分野の1つです。
75分という限られた時間でしたので、
・今日からスグ使える
・客単価アップが狙える
・リピート率が上がる
手法をギュッと詰め込んでお伝え
させて頂きました。
その中でも昨日、講演終了後に
「今日からスグ使ってみます!」
と沢山の方に仰って頂いた事、
コレをご紹介しようかと。
それは、接客用語としての
「いらっしゃいませ」禁止令。
お客様が入ってこられたら、
ほぼ反射的に
「いらっしゃいませ」
ってセリフが出てきますよね。私達。
実はこの「いらっしゃいませ」ってのは
接客用語では無いんですよ。
接客ってのは、
お客様とのコミュニケーション。
そのコミュニケーションを経て、
お客様のニーズやその先を探る。
これが目的なんです。
で、この
「いらっしゃいませ」
ってのは、コミュニケーションがとれない。
だって、
「いらっしゃいませ」
と言われたお客様が、
「いらっしゃいました!」
って返事くれないじゃないですか。
「いらっしゃいませ」ってセリフは
双方向性がない、
つまり、コミュニケーションがとれない。
だから、
接客用語として「いらっしゃいませ」って
使っちゃダメですよ。という事。
あ、アレですよ。
「いらっしゃいませ」を撤廃せよ!
と言っているワケじゃありません。
「号令」として
「いらっしゃいませ」を使うのはOKです。
例えば、
コンビニに入店した際、
「ピーンポーン」とか
「チャラララララーン」とか
音が鳴るじゃないですか。
アレと同じ。
あの音ってのは
「お客様が入店された事を把握してますよ」
というメッセージであり、
「はい、スタッフの皆さん!お客様が来られましたよ」
という号令です。
「いらっしゃいませ」ってのは
この「号令」に代わるものなんですよ。
じゃあ、接客としてのお声がけは
どうすれば良いの?
簡単です。
お客様の目を見て
「こんにちは」
というだけでOKです。
殆どの確率で、
「こんにちは」が返ってきますから。
その返ってきた
「こんにちは」の声色や様子で、
次の一手(セリフ)を考えれば良いのです。
「号令」としての「いらっしゃいませ」。
「接客」としての「こんにちは」。
しっかり使い分けてください。
接客の最初の一手。
売上を左右するほど大切ですからね。
音声版6分ブログ「ろくえんだま」