さて、
昨日の起点駅「燕三条」。
実は
燕市と三条市は
隣り合わせの別の「市」です。
ご存知でした?
で、燕市も三条市も
刃物や金属の磨き加工が
有名な都市なんですよ。
なんて書くとですね、
へぇ
って思ってくださる人も
いると思います。
でも、その「へぇ」って感情も
数秒後には何処へやら。
あっという間に忘却の彼方へ。
後日、
「燕市」という単語を聞いても
んー、という感じでしょう。
だって、
たかだか数十文字の情報ですから。
仕方ありません。
でもですね、
1回訪れると記憶の質や強さが
圧倒的に強化されます。
例えば私なら
燕三条って聞くと
・駅の1階部分がガラーンと広い
・端っこに交番
・交番の隣に食堂
・食堂のたれカツが美味しい
・出口を出たら高速道路が見える
・大きなロータリー
etc…
色々な情景が
バーっと思い浮かびます。
で、なんと驚くことに
「その時の感情」
まで思い出すんですよ。
一昨年の冬
出口近く
トイレのそばにある自動販売機で
缶コーヒーを買ったら
激熱でビックリした。
そのコーヒーを
雪景色見ながら飲んだなぁ。
確かあの時は
スタッフが新しく入って
どの仕事を任せようか
考えていたんだっけ。
なんて具合に。
で、ここからが重要。
その
「思い出した記憶」をキッカケに
アイディアがバーっと噴出し始めます。
そうそう、
スタッフといえば今度のアレ、、、
なんて具合に。
色々な場所に行って
色々なモノを見る
あちこち出かけるという事は
その場所場所に
「感情記憶スポット」
を作るという行為なんですよね。
そのスポット情報を後日
何かのキッカケで想起し、
その記憶から
更なるアイディアを創出する。
だからこの
「感情記憶スポット」
を沢山持つ人が
アイディア溢れる人なんだ。と。
私はそう思うワケです。
アナタも沢山の
「感情記憶スポット」
つくってみませんか?