北見市のお隣、常呂郡は佐呂間町に取材(観光)旅行。
待ち合わせは北見市内、あの売り切れ続出、今や幻のお菓子となった「赤いサイロ」でお馴染みの清月さん。その清月さんの本店前で、今回ご一緒させて頂くT社さんと合流。
↑清月さん本店↑
T社T社長の運転する車に乗り込み、いざ、出発。
この時期(4月アタマ)ってのは、ちょうど雪が溶けて山肌や地面が見えてくる時期。そう、言い方を変えると、、、一番汚い時期(爆)。枯れた葉と土砂で、あたり一面が「茶色」の世界。
しかも、この日は曇天。よけいに、、、あはは。まぁでも、あと1ヶ月も経てば青い空と緑の大地!という素晴らしい景色になりますから。それまでのガマンガマン。
そんなこんなで、北見市街を出てから1時間弱。車は、常呂郡佐呂間町に入りました。
道の駅・サロマ湖からサロマ湖は・・・
佐呂間町に入ってほどなく、国道236号線沿いにある「道の駅サロマ湖」が見えてきました。迷わずピットインです。
風向きの都合で、のぼりが全部「逆」向いております。かと言って、逆から写真を撮ると「たんなる駐車場」の写真になっちゃうので、敢えてこちらで。
で、何が驚いたかと言いますとね。アレですよ。ここからサロマ湖が見えないんです。この建物の裏に登山道(普通の道?)があって、ちょっと登っていけば見えるんですけどね。この建物や駐車場からサロマ湖を眺めて「おー!すげー!」ってのは出来ません。残念。
ただ、建物の前にありましたよ、私の大好物のアレが。
見つけたからには、もちろんアレしますよ。
はい、パチリ。
<ホタテ>と<北海しまえび>と<かぼちゃ>のパラダイス
気を取り直して「道の駅サロマ湖」の中に。建物に入った瞬間、とてもとても良い匂いがします。カレーとラーメンと豚丼が混ざったような匂い。そう、カレーとラーメンと豚丼の匂いです。
うぉお、全部べたい!「シマエビバーガー」「サロマ豚丼」「ホタテカレー」「ホタテうどん」なんということだ。しかし、この後ランチの予定があるので断念。同行している皆さんにナイショでカレーだけでも食べればよかったかな、と未だに思うくらい残念。
気合いで匂いを振り切りながら、道の駅に隣接している物産館「みのり」を散策。やっぱりホタテ関連の商品が多い。あとは、オホーツク繋がりで昆布なんかも多かったかな。
本当は、昆布がどうだとか、ホタテがどうしただとか、色々観察するべきだったんですがね、カレーとラーメンをどうするか。こっそり食べるなら今しかないかも、とか。こんな事ばっかり考えてたんで、すっかり上の空でした。すみません。
そんな私がココで買ったものは、このお菓子。
さすが、ホタテとかぼちゃ推しの佐呂間町。佐呂間町のお菓子屋さんが作る、方言ダジャレが妙に目に染みる右上のお菓子「貝でないかい」や、白あんパイの中にホタテの燻油漬が入っている「帆立パイ」など、未知との遭遇だらけ。さすが、道(未知)の駅。あぁ、本当に申し訳ございません。
やっぱりサロマ湖がみたい!
ポツポツ雨降ってるし、ちょっと寒いし。もう、サロマ湖、いいんじゃね?さっき車からチラッと見えたし。という空気感が流れ始める前に、サロマ湖を眺めに行こう!という事で、道の駅を出発。「道の駅サロマ湖」から車で3分程走ったところにある、「ピラオロ展望台」へ。
高台の上にある、砦のような展望台。この上に登るとサロマ湖が一望できる、という事で階段を2段飛ばしで駆け上がると
おぉ、サロマ湖。って、天気がイマイチなので写真では空も湖面も全部グレーに見えますが。きっと天気が良い日は絶景ですよ、えぇ、間違いなく。ピラオロ(展望)台という名前の由来が書かれたプレートがありましたが、小雨が降ってきたので読まずに退散する、なんとも読者思いじゃない行動。人間だもの。
あ、ちなみにサロマ湖というのは
ここにあります。オホーツク海とつながっている「入江」のようなカタチなんですが、一応「湖」という事で。海とつながっている汽水湖としては、日本最大との事。汽水湖なので、牡蠣や帆立の養殖が出来るってワケですね。
冬のキャンプ場で、もの悲しさを満喫!
ピラオロ展望台から常呂町の方に向かって車で10分ほど。「キムアネップ岬」という看板があったので、そちらにも立ち寄ってみる事に。まだ雪が残る湖面や湖岸、一面茶色の景色を抜けてキャンプ場へ。
そらぁ、まだ誰もいませんよ。気温、3℃ですもの。
水道も電気も全て止まっております。暖かくなったら夕日や珊瑚草等の自然生物がとても美しいらしいです。キムアネップ岬。真夏でも涼しそうなので、真夏にぼーっとしに行くの、良いかもですね。
あ、でもくれぐれも密漁禁止で。
そんな、佐呂間町ぶらり旅。ちょっと季節が早すぎたかな。夏に行くのがオススメかもしれませんね。しかしアレですよ、帆立カレーとシマエビバーガー、、、食べたかった。
さて、一行は佐呂間町を後にして、この日のメイン「常呂(ところ)町」に向かうのでした。