基本的に
コンサルティングをおこなう際は
東京か大阪か札幌に
お越しいただく事が多いのですが
機会をなんとか作って
お伺いもするようにしています。
実際にクライアントの
会社の雰囲気やその他諸々を
肌で感じる為に。
これが大切だなぁと
思うようになったキッカケは
5年ほど前でしょうか。
プロフィール写真を撮影して頂いた時。
クライアント役の人を前にして
私がコンサルティングをしている風景を
写真にしようと。
で、何枚撮っても
カメラマンからOKが出ないんです。
で、言われたんですよ。
「リアリティが無いです」
「クライアントには、
自分の会社があり、家族があり
一人の人間として人生を送っている
その一人の人間の背後背景すべてに
しっかり向き合うのが
コンサルタントの仕事でしょ」
って。
ガツンと殴られた感じがしました。
クライアントの口から出た情報
クライアンとから提出された情報
これだけを見て表層的なアドバイス。
コレじゃ駄目だ。
いままで、そんな風にやってた(気がする)
自分を恥じて、悔いました。
クライアントは
単なる取引先である前に
自分の人生を生きる、一人の人間。
なんです。
仕事をして、
食事をして、
家族と過ごして、
友人と遊んで・・・
そんな「一人の人間」として
しっかり向き合わずに
表面のデータや事象だけを見て
なにをコンサルティングできるんだ。
と。
経済合理性を鑑みた時、
それが正解かどうかは分かりません。
でも、私はそうありたいな。と。
クライアントを訪問し、
クライアントの「生活」を感じたい。
そう思ったんですよね。
ビジネスの現場では
相手をついつい「取引先」としか
見ない事が多いんですが
「生活ある一人の人間」
として接する事。
これがしっかり出来るようになれば
もっともっと
素敵なお取引が出来るんだろうなぁ。
なんて思うわけです。
ますます精進いたします。うす。