昨日は宮崎県都城(みやこのじょう)市にて、
某メーカー様の研修でした。
研修といっても、
グループワークがあったり
長時間みっちりと実技指導したり
なんて事はナシ。
120分、
皆さんにお話しを聞いて頂いたダケです。
え、それってセミナーじゃないの?
とお思いのアナタ。
いいえ、これが研修なんです。
ここで、
セミナーと研修の違いを少々。
セミナーってのはですね、
ご参加頂いた方に私の話を聞いて頂き、
「学び」や「気付き」や「やる気」を
持って帰って頂くモノ。
じゃあ(企業)研修ってのは?
ご参加頂いた方に
私を通じて「経営者」の想いを聞いて頂き
自分がやるべき事に気づいてもらう。モノ。
という事なのです。
つまり、(企業)研修を行う講師は
「経営者の代弁者」
なんですよ。
経営者が直接指示を出すと
「また新しい事か。面倒だな。。。」
なんて感情を持ってしまうスタッフさんでも
第三者の専門家が言うことによって
「あぁ、やっぱりそれ、やるべきなんだな」
なんて感じて、
意識の変革が起こったりするんですよ。
こんな風に
経営者がスタッフに「伝える」のと、
第三者である専門家がが間に入って「伝える」
これ、
受け取る側の心情が全然違いますから。
これが(企業)研修。
だから私、
研修に入らせて頂く前には必ず
クライアントとの事前会食
をするようにしています。
ご依頼頂いた企業がスタッフさんに
・感じて欲しい事
・とってほしい行動
・成し得てもらいたい事
これを
(お酒の力も借りながらw)
ホンネでお伺いするんです。
じゃないと、
「経営者の代弁者」
には成れませんからね。
これが私が思う(企業)研修の在り方。
どんなに素晴らしい
ワークをやろうが
実地訓練をやろうが、
「学び」や「やる気」や「気付き」
を与えるのが研修じゃないですよ。と。
それは、セミナーなんですよ。と。
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