過去、

ご参加頂いた方はお分かりかと思いますが

私の講演・セミナーでは

 

スライドは一切使いません。

 

レジュメも、

ご希望があれば

 

極々簡単な(1枚モノの)

箇条書き10行程度のモノを

ご用意するダケ。です。

 

 

自由度が奪われますからね、

これらツールがあると。

 

 

講師の仕事ってのは

(自分で勝手に作った)コンテンツを

(自分で勝手に作った)段取りで

(自分で勝手に作った)イメージどおり

話す。

 

じゃないんです。

 

 

解決したい問題や

共有したい認識等

あるテーマが存在して

その一助となるコンテンツをお伝えし

 

それが触媒となって

受講者の皆さんの変容を促す。

 

 

ってのが存在意義なワケです。

 

 

という事で、

話し始めて10分、

 

んー、まだどうも

会場の空気が硬いな

と思ったら

 

20分でも30分でも

「聞く耳」を持って頂けるまで

ツカミのコンテンツを

放り込み続けたりするワケです。

 

 

結果、

時間の都合で削らざるを得ない

コンテンツも出てきますが

それはそれでOK。

 

 

聞く耳が出来上がっていない状態で

5つのコンテンツを放り込むより

 

聞く耳を丁寧に作ってから

3つのコンテンツを放り込んだ方が

 

主催者さん、受講者さんの

反応が良いのはモチロン、

その後の変容にも

大きな差が出るわけですよ。

 

 

 

聞く耳が出来上がっていない状態に

5つのコンテンツを放り込むってのは

聞く耳「0」×コンテンツ「5」=0

 

聞く耳をしっかり作ってから

3つのコンテンツを放り込むってのは

聞く耳「1」×コンテンツ「3」=3

 

ごくごく単純に言うならば

こんな感じですかね。

 

 

 

コンテンツの質や量よりも

「聞く耳」という母数

これが大切なんです。

 

だから

我々講師は当然として、

営業や販売、プレゼンにおいても

 

「聞く耳」を作ること

 

これに全力投球すべきであり、

最重要事項に位置づけなきゃ。です。

 

 


2017/01/11

講師のお仕事

講師のお仕事はこちらの記事もおすすめ!