表題のタイトルから、どんな「瞬間」をご想像されましたか?
受講者さまに喜ばれた!受講者さまの結果に繋がった!
というイメージを持たれた方、多いのではないでしょうか?もちろん、コレも講師冥利に尽きるといいますか、講師をやってて良かった!と思う瞬間なのですが、実はもっともっと
「講師をやってて本当に良かった!」
と思った瞬間があります。
それは、財布を忘れて香港に出かけてしまった時。
朝8時、関西空港発の便で香港に向かう。そんな日の朝でした。旅行ではなく、お仕事。香港でミーティングや商談の予定です。
が、朝起きたら6時過ぎ。
これはピンチ!そう思った私はスーツケースを持って家を飛び出し、タクシーに飛び乗りました。どんなに頑張っても1時間はかかる道のり。道が混んでたら、、、アウトです。空いててもギリギリ。
自分ひとりの旅行だったら「ま、後の便で」なんて出来るのですが、その日は大切な打合せが入っている日。遅れるワケにはいきません。
幸い道が空いていたので、出発40分前に到着。とはいえ、この時点でギリギリですが。
タクシー料金を払おうとした時、気づいたのです。
ぬぉ!財布忘れた。。。
軽くパニックです。タクシー代どうしよう!!!
で、思い出しました。現地のお金が入っている別の財布がスーツケースにあったはず。トランクからスーツケースを引っ張り出すと、その場でガバッと開いて財布を取り出しまして。中には1,000香港ドル(当時で1万円ほど)と日本円で3万円。
タクシー代1万円を払って、慌ててチェックイン。香港に向けて無事飛び立ったワケです。
さぁ、香港滞在中3万円で生きていけるだろうか?一人の時はいいけど、食事に行ったり飲みに行ったりせざるを得ない場合はどうしよう、、、体調悪いって言ってお断りしようかな。。。でも何とかなるだろう。
なんて思いながら香港到着。いつも乗るタクシーは諦め、節約のため電車で尖沙咀の日航ホテルへ。ここで思わぬ試練が。
ホテル代は予め支払ってあったので大丈夫だったのですが、チェックインの際にデポジットを求められまして。カードがあればいいんですが、財布ごと忘れてますのでそれもかなわず。キャッシュデポジットの場合、2,500香港ドル(当時レートで2万5千円)だと。
このデポジットを支払った時点で、私の手持ち財産は500香港ドル(5,000円程度)。
さぁ困りました。飲みどころか、食事もままならんぞ。と。異国の地で、どうやって5日間も生きていこうか。。。
で、私は考えたのです。香港の日本人経営者の皆様に集まって頂き、セミナーを開催しよう。と。ミーティングをする予定はあったのですが、お金を頂いてセミナーをするという事はその時閃きまして。知り合いに連絡し、急遽香港在住の日本人の皆様に集まって頂けるよう、交渉しました。主催して頂き易いよう、ツール一式も手渡しました。
結果、翌晩300香港ドルの参加費で20名程の方にご参加頂きまして。加えて、たまたまスーツケースに入っていた拙著も全て買って頂けたのです。
見事6,000香港ドルをその場で手にしたワケです。
この経験をした時、私は
あぁ、講師というお仕事をしていて良かった。
と、心の底から思いました。
ノウハウを「体系化」して「伝える」技術。自分のセミナーを「売り込む」「開催してもらう」技術とツール。
これがあったので、人生の(?)ピンチを凌げたワケです。
「芸は身を助く」ではありませんが、講演(セミナー)を「作る」技術と「売る」技術、そしてツールがあれば、(大げさに言うと)一生何があっても食べていく事ができる。
私はそう思います。
<告知>
この講演(セミナー)を「作る」技術と「売る」技術。そして様々なツール。私が5年間で1000本のオファーを頂く事ができたノウハウを、余すところなくお伝えします。
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