昨日の静岡は、生憎の雨でした。
この表現、
私は極力使わないようにしています。
特に講演の現場では。
というのもですね、
「生憎の雨」
だと思っている人もいれば
「恵みの雨」
だと思っている人もいるから。
講演で出張が多い私からすれば
傘など荷物が増える
スーツがヨレヨレになる
お客様の出足が鈍る
等の理由から
「生憎の雨」
であることが多いのですが、
農家の方
タクシー会社の方
レンタルショップの方
からすれば
「恵みの雨」
だったりするワケですよ。
まぁ、目くじらたてて
「けしからん!」
って事にはならないでしょうが、
相手の立場に立った視点
これが大切ですからね。
特に、講師やコンサルタントという職業。
なので、
「生憎の雨」
という表現を使う際には
「私のような移動が多い人間にとっては」
という前置きを必ず入れるようにしています。
こんな風に、
相手の立場にたったモノの見方
ここに気を遣うのは本当に大変です。
昨日もブログのタイトルを
うーんと唸りながら20分程考えていました。
昨日のブログタイトル
「メルマガ配信」や「ブログ更新」が
挫折してしまったアナタへ。
何を悩んでいたかといいますと、
「メルマガ配信」や「ブログ更新」
<が>挫折してしまったアナタヘ。
にするか
「メルマガ配信」や「ブログ更新」
<に>挫折してしまったアナタへ。
<が>と<に>で20分悩みました(笑)
<に>にすると、
主語は読者さんになりますから
ちょっと言葉の攻撃力が上昇します。
アナタ、挫折しちゃったでしょ!
って感じで。
<が>にすると、
主語が「メルマガ配信」「ブログ更新」
になるので
言葉の攻撃力が弱くなります。
色々あって、挫折しちゃう事もあるよね。
のように。
悩んだ結果、
攻撃力が弱い<が>にしました。
言葉を扱う講師業。
神は細部に宿ります。
ちょっと疲れますが(笑)
ここまで気にして「言葉」を使うべき。
そう考えています。
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