昨日は、
10時から16時までの6時間セミナー
(正確には昼食休憩を除く5時間弱)
だったのですが、
いつものように
レジュメ無し。
テキスト無し。
スライド無し。
マイク1本と、
ホワイトボードのみで進行しました。
主催者さまから「作って下さい」と
ご要望を頂かない限り、
レジュメやテキストを作る事はありません。
というのも、
レジュメやテキスト、
スライドを作り込んでのセミナーって、
作ったモノを、
時間内でしっかり終わらせる。
的なヤッツケ感があるので、
嫌いなんですよね。私。
途中、明らかに興味がなさそうなのに、
テキストやスライドに沿って
淡々とセミナーを進行する。
これって、
聞く方にとっても
話す方にとっても
「地獄」ですよ(笑)
かと言って、
思いついた事をダラダラと話し続けるのも、
セミナーとしてはよろしくありません。
という事で、
私がいつもトレーニングしているのは
理論1つに対して、
事例を2つ。
その各事例に対して具体例を2つ。
この合計7つの小コンテンツから成る
「ミニミニセミナー」を数多く作る。
という事。
例えば
理論ってのは
「モッタイナイ型のリピーター」になる
顧客心理の仕組みを解説
事例ってのが
「料金前払いのシステムを作る」
「会員制度を設ける」
で、そこに紐づく具体例ってのが
「回数券」「ボトルキープ」
「Amazonプライム」「クレジットカード」
で、計7つのコンテンツから成る
「ミニミニセミナー」が1本完成。
これが4本で2時間セミナー。
これが10本で5時間セミナー。
の、出来上がり。
現在、この「ミニミニセミナー」を
20本程持っています。
「理論」を話せば、
続く「事例」と「具体例」が勝手に出てくるまで
練習(実践)をしていますから、
「理論」さえ忘れないようにしておけば、
レジュメやスライドが無くても
10時間セミナーまでは可能です(計算上)。
こんな風にロジカルに組み立てておけば、
ネタの入れ替えも簡単ですし。
という、セミナー構成のコツのお話しでした。
他にも色々とノウハウがありますので、
またの機会にお伝えしますね。
音声版6分ブログ「ろくえんだま」