昨日はPodcast
「一圓克彦 ニッポンのハエギワ」
の収録でした。
「一圓克彦 ニッポンのハエギワ」
http://ichienkatsuhiko.com/podcast/
毎週配信で、すでに50本を突破。
まぁ、まだ<たった>50本ですが、
やってると色々学びがありますね。
テクニック、とでも言うんでしょうか。
そのうち1つ、
Podcastを始めてから
著しく向上したと思われる能力。
それが、
「情景描写」
なんですよ。
なにぶん、音声番組ですので
映像を見てもらう事、できません。
講演で使うような
ジェスチャーや、左右使い分けの一人芝居
これも出来ません。
声だけで、相手の頭の中に
ビジュアルイメージを作り出す。
この能力が、徹底的に磨かれたような
そんな気がします。
まぁ、まだまだ改善の余地はありますが(笑)
そのうちのテクニックを1つ
ご紹介しましょう。
音声だけで情景描写をしてもらうには
スペック
↓
比喩
↓
状況
↓
スペック
↓
比喩
↓
状況
↓
(何度か繰り返して)
↓
動作と感情
この順番で話す。
すると、音声だけでもイメージし易い。
なんて事を発見しました。
例えば、
(って書くと、文章になっちゃうのですが)
昨日行ったタイ国料理店で食べた
プーパッポンカリー(カニのカレー炒め)
これを説明するとしましょう。
<スペック>
直径40センチくらいのお皿で出てきまして
<比喩>
んー、結構大きなお皿で
そうですねぇ、車のハンドルくらいの大きさ
<状況>
だからですね、
4人用のテーブルに並んでいた
他のお皿を一気に下げなきゃ置けないくらい
<スペック>
カレー粉で炒めたワタリガニが2匹
出てきましてね
<比喩>
胴体の部分は男性の握りこぶしくらいですかね
<状況>
結構、ずっしりで
かじり付きがいのある大きさなんですよ
<スペック>
そこにココナッツミルク風味の
カレーがたっぷりかかってまして
<比喩>
バナナジュースみたいなアレですよ、
タイ独特のカレー
<状況>
なみなみカレーが入っていて
お皿を傾けたら溢れるくらい
これを繰り返して、最後に
<動作と感情>
もうアレですよ。
口の周りや手をカレーだらけにして
カニにかぶりつきましたよ。
モチロン全員無言で(笑)
こんな感じです。
まぁ、文字情報になっちゃったら
ちょっと違和感ありますが(笑)
視覚情報を使わず、
音声だけでのイメージ情報伝達には
スペック
↓
比喩
↓
状況
これを繰り返し、
最後に動作と感情で締める。
是非やってみてください。
【実演付き】音声版6分ブログ「ろくえんだま」