鰺ヶ沢の朝は早い。
珍しく6時台にパチっと目覚め。
で、そのまま露天風呂へ。
風呂上がり、郷土料理いっぱいの
朝食をモリモリ。
そして、食後に少し休憩した後
再び露天風呂へ。
風呂上がり、牛乳を飲んで
ボーっと2度寝なんかしたりして。
まさしく、天国。
これこそ天国ですよ(笑)
11時過ぎ、宿を出発。
何から何までお世話になりました。
鰺ヶ沢駅へ
11時47分発の「リゾートしらかみ」に乗り込み
ビックリ仰天なイベントがスタート。
なんと、車内で
津軽三味線の演奏会が。
鰺ヶ沢駅から五所川原駅までの間、約20分間
じょんから祭りですよ。
いやぁ、すごい迫力でした。
五所川原を過ぎ、
三味線の余韻を楽しんでいたら
今度はまた別の催しが始まりまして。
青森県中泊町の重要無形文化財
会津の伝統芸能でもある
金多豆蔵人形一座
全編会津弁で繰り広げられる人形劇です。
いやぁですね
リゾートしらかみ号に乗り込んで
5分後くらいに
ビロンビロン
と、
三味線の音合わせをする音が
突然聞こえてきたんですよ。
まさか、電車内で
津軽三味線の演奏会が始まる
なんて思いませんから
『おいおい、誰だよ
電車の中で楽器弾いてるの』
なんて思いましてね(笑)
そうしたら、
車掌さんが車内アナウンスで、
「ただいまより、津軽を代表する云々」
と三味線奏者の紹介を始めたんです。
その途端、
なんだありゃ?と
傍観していた人たちも、
一斉に三味線を食い入るように見る見る。
その後始まった
人形劇(と言ってしまうのもアレですが)
これも全く同じ。
車掌さんが
明治42年から続いている伝統芸能で
現在が3代目
その他情報の紹介をするにつれ、
どんどん見るムードに
変わっていきました。車内。
やっぱりですね、
「紹介」ってのは
何を言うかよりも、
誰が言うか。こっちの方が大事だな。
と。
今回の三味線奏者の方や、
金多豆蔵一座
自分で自分の紹介をしていたら
ココまで人を巻き込めなかっただろうな。
だって、
電車の中ですからね、
見たい人ばっかりじゃないワケですよ。
列車の中で、
最も信頼度が高い「車掌さん」が
紹介をしたので
信用が増し、
じゃあ一度見てみるかという
興味が生まれた。
そんな現場を見てしまったワケです。
「どう」紹介してもらうか
よりも
「誰に」紹介してもらうか
です。
なんて事を考えていたら
1時間半があっという間、
13時過ぎに新青森駅到着。
そして、生まれて初めて乗車する
北海道新幹線。
13時31分を逃すと、お次は15時31分。
まだまだ本数が少ない。
新青森を出て、奥津軽今別駅を超えてスグ
青函トンネルに突入。
全長50キロ程のトンネル、20分程でパス。
北海道に上陸。
木古内駅を経て、新函館北斗駅に到着。
新函館北斗から函館までは
函館ライナーで15分程。
15時過ぎ、函館駅に到着。
鰺ヶ沢を出てから3時間ちょい。
日本は狭くて広くて狭い。
で、ショッキングな出来事が。
函館といえばイカでしょ!活イカ!と意気込んでいたら
この頃不漁で、、、今日は入荷がありません。
というお店が続出。
あの店もこの店も、、、活イカが無い。。。
という事で、イカは諦めて
ハンバーガー(笑)
ラッピ(ラッキーピエロ)にて