昨日は
那覇→関西・関西→新千歳と
ANA便を乗り継いで帰札しましたが
客室乗務員さんって凄い。と
改めて感じました。はい。
保安要員でもあり
客室サービス要員でもある
客室乗務員さん。
幸いなことに
飛行機内での緊急事態には
今まで遭遇した事がありませんので
「サービス要員」としての
側面ばかりを拝見しておりますが
やっぱ、どの産業よりも素晴らしい。
仕事柄
接客技術のトレーニングもしますし
覆面調査なんかもしたりしますが
私が「サービス業スタッフ」の
どこを見ているか。
(ま、沢山ありますが)
そのうちの1つが
「お客様との向き合い方」ですかね。
要は
お客さんとやりとりする時
きっちりとそちらに集中しているか。
です。
更に砕いて言うと
お客さんから声を掛けられた際
「手を止め、足を止め」
お客さんの方を向いているか。
飲食店のホール係は
配膳をしたり、空いた食器を下げたり
席の整備をしたり
ホテルのフロントは
客室や外部からの電話に出たり
各種データの入力があったり
時々刻々、色々な業務が発生します。
その業務遂行中に
お客様から声がかかるのですが
その際
今やっている業務を
スパッと一時停止して
お客様に集中しているか。
上述の例で言うならば
隣のテーブルを拭きながら
(ダスターを手に持ったまま)
オーダーを受けていないか。
PCのキーボードに手をおいたまま
眼の前のお客様に相対していないか。
です。
今やっている作業(業務)を
一旦スパッと停止しないと
お客様は
「捌かれている」感を抱いてしまいます。
この感覚が
サービスレベルとして認識されちゃう。
お客様と相対する際は
「今やっている事」を一時停止して
100%お客様に向き合う。
これだけで
接客レベルは見違えるほど高まります。
ま、接客に限らず
面談や商談中は
一旦キーボードから手を放す。
眼の前の人の話をすべて効いてから
必要とあらばメモをとる。
なんて具合に
営業の現場でも有効です。
当然、社内でのミーティング等でも有用。
一旦手を止め足を止め
眼の前の人に100%向き合う。
たったコレだけ。
ぜひ意識してみてください。