先日、クライアントから

「値付けの方法で迷っています」

と相談がありました。

 

この方は、

コンサルタント業を営む方ですが

 

「知識」を商品としたビジネスは

直接的な「仕入れ」が発生しないため

(間接的にはビックリする額の
仕入れが発生してますけどね)

 

「値付け」に困る人が

多いんですよね。

 

 

 

さぁ、アナタなら

どんな基準で値段を決めますか?

 

 

じゃあ、まず

私がですね、

「やっちゃダメ!」とお伝えしている

値付けの方法をお伝えしますね。

 

 

【値付けのやっちゃダメ!】

・同業他社(者)にあわせる
・自らの時給で換算する

 

この2つはタブーです。

 

 

 

前者は価格の根拠が曖昧になるので

セールスする際、説得力に欠けます。

(=成約しません)

 

後者は提供する知識の「価値」

ではなく、

提供する「時間」に意識が向く

(=結果が出ないコンサルティング)

(=次のお仕事につながらない)

 

なんて事になるからです。

 

 

 

じゃあ、どうやって「価格」を

設定すれば良いのか。

 

 

私はですね、

頂いた金額の10倍
相手の利益を増加させる

 

これを物差しにして

サービスの価格を決定します。

 

 

直接的な利益だけじゃなく

・回り道防止(時間短縮)

・永続的に使える仕組みや道具

なんてのも含め試算。

 

 

で、逆算して

サービスの「価格」を決定します。

 

 

少なくともこの規模の、

この業種だったら

1億円の利益向上が見込める。

 

そう確信できれば、

1,000万円を堂々と提示出来ますよね。

 

 

これが、

知的産業従事者の

「価格決定」方法、基本のキ。


2016/12/01

経営コンサルティングのお仕事

One thought on “コンサルティングの「価格」ってどう決める?

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